kintoneアプリ開発でVSCodeのLive Serverプラグインを利用してローカルのjsを読み込む
前提
項目 | 内容 |
---|---|
OS | Windows |
「kintoneアプリでjsを@kintone/customize-uploaderモジュールを使用してアップロードする」の続きです。npm scriptsからjsファイルをアップロードすることができるようになりましたが、ローカルの修正をそのままwatchしてすぐ反映、kintoneアプリで動作確認出来たらすごく便利です。
VSCodeのLive Serverプラグインとmkcertというツールを使用すれば実現できてしまいます。
mkcertのexeをダウンロードします。
https://github.com/FiloSottile/mkcert/releases/
以下コマンドを実行します。
mkcert -install
「はい」をクリックして、C:\Users\<User>\AppData\Local\mkcert配下にCA証明書と秘密鍵が作成されます。
次に証明書と秘密鍵を作成します。
mkcert-v1.4.4-windows-amd64.exe localhost 127.0.0.1 ::1
2つのpemファイルが作成されます。
localhsot+2-key.pem localhsot+2.pem
VSCode(Live Server)の設定
VSCodeを起動し、ワークスペースのsettings.jsonを編集します。(ctrl + ,)
settings.jsonは以下のようになります。
{ "liveServer.settings.https": { "enable": true, "cert": "C:\\Users\\takahashi-h5\\Downloads\\localhsot+2.pem", "key": "C:\\Users\\takahashi-h5\\Downloads\\localhsot+2-key.pem", "passphrase": "" } }
passphraseに””を設定します。これでVSCode右下の「Go Live」をクリックします。
少しすると「https://127.0.0.1:5500/」のURLで以下の画面が起動します。
ブラウザ上でbundle.jsがある場所に移動して、URLをコピーします。コピーしたURLをkintoneアプリに貼り付けてアプリを更新します。
npm scripts修正
package.jsonのnpm scriptsのnpm run dev
に–watchを付けて、修正があるたびにbundle.jsが作成されるようにします。
"scripts": { "dev": "webpack --mode development --watch", "prod": "webpack --mode production", "upload": "babel-node --presets @babel/env -r dotenv/config uploader.js" },
これで何か修正するたびにwebpackが実行され、ローカルのbundle.jsが作成されます。
kintoneアプリはlocalhostのbundle.jsを参照しているので、bundle.jsをアップロードせずともそのまま動作確認することが可能になります。
参考サイト
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