ECMA Script6(JavaScript)でデストラクチャリング(分割代入)という記述方法
ECMA Script6(JavaScript)でデストラクチャリング(分割代入)という記述方法についてです。
以下のような記述をよく見ます。
let obj = {key:'aaa',val:'bbb'};
obj.count = 1;
let {val,key} = obj;
console.log(key);
console.log(val);
これはデストラクチャリング(分割代入)と言って、オブジェクトのキーが同じなら分割して代入することができます。順序は関係ありません。
結果は以下のようになります。
aaa bbb
引数をオブジェクトで渡す
関数の引数にオブジェクトを渡すと、これも分割代入になります。
関数の引数をオブジェクトにして、キーを指定します。
function sample({a,b}){
return a + b;
}
const params = {
b:3,
a:4,
c:5
};
console.log(sample(params));
cのような変数は無視されます。逆にaまたはbが指定されていない場合はundefinedとなります。
function sample({a,b}){
return b;
}
const params = {
a:4,
c:5
};
console.log(sample(params));
結果はundefinedとなります。

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