AWS VPCを使用してネットワーク構築する方法

AWS VPCを使用してネットワーク構築する方法

AWSのVPCサービスを使用してバーチャルプライベートクラウドのネットワークを構築してみます。

AWS VPCを使用してネットワーク構築する方法

「VPCウィザードの作成」をクリックします。

AWS VPCを使用してネットワーク構築する方法

説明用にシンプルな「1個のパブリックサブネットを持つVPC」を選択して「選択」をクリックします。

AWS VPCを使用してネットワーク構築する方法

上記では10.20.0.0/16としました。後でサブネットを作りやすいので、サブネットマスクは16にしています。「VPCの作成」をクリックします。

AWS VPCを使用してネットワーク構築する方法

正常に作成されたら「OK」をクリックします。これでバーチャルプライベートクラウドのネットワークが作成できたことになります。

サブネットを作成する

サブネットとは、オンプレミスで言うVLANと思っておいてよいと思います。

AWS VPCを使用してネットワーク構築する方法

「サブネットの作成」をクリックします。

AWS VPCを使用してネットワーク構築する方法

サブネットはわかりやすく「10.20.1.0/24」にしました。「はい、作成する」をクリックします。

パブリックサブネットとプライベートサブネットの作成方法

サブネットを作成すると、上記の方法ではデフォルトはパブリックサブネットになります。

プライベートサブネット上にEC2を配置すると、イントラネット上に例えばWebサーバを立ち上げることなどが可能です。

パブリックサブネット上にEC2を配置すると、インターネット上に例えばWebサーバを立ち上げることなどが可能です。これはもちろんインターネットなので外部に公開されます。

では、パブリックサブネットとプライベートサブネットを作成する方法ですが、以下の手順で作成しなおす必要があります。ついでにEIPでグローバルIPアドレスを作成しておく必要があります。

AWS VPCを使用してネットワーク構築する方法

「VPC ダッシュボード」をクリックし、次の画面で「VPCの作成」をクリックすると、以下の画面が表示されます。

AWS VPCを使用してネットワーク構築する方法

VPC作成時に「パブリックとプライベートサブネットを持つVPC」を選択して「選択」をクリックしておきます。

AWS VPCを使用してネットワーク構築する方法

これでパブリックサブネットとプライベートサブネットのセグメントを指定し、グローバルIPアドレスをEIPにて割り当てます。AWSの仕様上、NATゲートウェイかEIPかどちらかのようです。

「VPCの作成」をクリックします。

AWS VPCを使用してネットワーク構築する方法

これでパブリックサブネットとプライベートサブネットを持つVPC構築が完了しました。

パブリックサブネットを作成すると自動的にIGW(Internet Gateway)も作成されるようです。プライベートサブネットに対しては勿論作成されません。

次回はプライベートサブネット上にEC2のインスタンスを作成してみたいと思います。

プライベートIPアドレス(参考)
IP レンジ
10.0.0.0/8 (10.0.0.0~10.255.255.255)
172.16.0.0/12 (172.16.0.0~172.31.255.255)
192.168.0.0/16 (192.168.0.0~192.168.255.255)

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