ProjectLibreのインストールと使い方、基礎、入門
ProjectLibreをこちらインストールします。
今回は、projectlibre-1.6.2.msiをダウンロードしました。
projectlibre-1.6.2.msiをダブルクリックします。
「I accept terms the License Agreement」にチェックを入れて「Install」ボタンをクリックします。
「Finish」をクリックします。
デフォルトで以下にインストールされるようです。適宜ショートカットなどを作りましょう。
ダブルクリックして起動します。
「同意する」をクリックします。
特に必要なければ「取り消し」をクリックします。
「Close」をクリックします。
「プロジェクトの作成」をクリックします。
適当に必要項目を入力して「OK」をクリックします。
UIはMSProjectに似ていますね。まずカレンダーを設定します。
「ファイル」-「カレンダー」をクリックします。
稼働開始終了は8:00~12:00、13:00~17:00がデフォルトのようです。
9/1をクリックし、shiftを押しながら9/30を押すと9/1~9/30までが選択されます。
この状態で稼働開始終了時間を9:00~12:00、13:00~18:00に変更します。変更すると9/1から9/30まで全て同じ時間帯に変わります。
9月の土日を非稼働日にします。
土日をクリックし、左上の非稼働時間にチェックを入れて、ctrlを押しながら土日をクリックしていきます。
「OK」を押すと9月のカレンダーの設定ができました。
再度、「ファイル」-「カレンダー」をクリックし、表示します。
9月のカレンダーが設定されていることがわかります。
リソースの設定
リソースを設定します。リソースとはエンジニアのことです。
「リソース」-「リソース」をクリックします。
ここでは高橋と山田というリソース(要員)の設定をしています。
タスクの設定
リソースを設定したら次はタスク(作業)を設定していきます。
「タスク」-「ガント」をクリックします。
「リソース名」欄をダブルクリックします。
右上の「リソースの割り当て」アイコンをクリックします。
ここでは高橋を選択します。
「割り当て」をクリックします。割り当てたら、右上の×ボタンをクリックします。
「閉じる」をクリックします。
ガントチャートを見ると、先ほどのタスクに高橋が割り当てられています。
もういくつかタスクを追加します。
リソースがすべて高橋で、並行に詳細設計、製造、、、とするのは無理なのでスケジューリングします。
まず、ガントチャートの左に1,2,3,4,5…と連番が振られていると思いますが、これはタスク番号です。
「先行」欄にこの番号を入れていけば後続タスクとしてスケジュールしてくれます。
良く考えると、単体テスト仕様書には2日かかるぞ、といった場合、期間を2に変更します。
後続との関係は崩れずに後続が自動でずれてくれます。
もう1名のスケジュールも追加します。
工程単位で管理する
工程単位で管理するには、右クリックして「新規」を選択します。
「名前」に「基本設計」と入力します。
タスク番号1,2,3の基本設計を選択して、右クリックし、「レベル下げ」を選択します。
詳細設計も同様に工程単位で管理してみます。
見積もり
タスクの「見積もり」にチェックを入れると、期間が「4 days?」というように「?」が表示されます。
「見積もり」のチェックを外すと、「?」が消えます。
制約事項
一番左の列にカレンダーのマークが表示されている行とされていない行があります。
これの違いは制約事項の違いです。
カレンダーが表示されている行は、制約事項が「出来るだけ早く」、「出来るだけ遅く」以外ならカレンダーのマークが表示されます。
「出来るだけ早く」、「出来るだけ遅く」にするとカレンダーのマークが消えます。
タスクの種類
タスクの種類はFS,FF,SS,SFの4種類があります。FはFinish、SはStartです。
SSにすると並行してタスクがスタートします。タスク3の先行を2SSにした例です。
非常にまれだと思いますがSFの例です。
ガントチャートの色分け
ガントチャートはデフォルトは赤色のようです。
青色のパターンもあるようですが理由はわかっていません。(誰か知っていたら教えてください)
達成率入力後にタスクの開始日修正する
タスク1の達成率が57%とします。開始日を10:00から9:00に修正するには、「タスク」-「更新」を押下します。
実績開始日を9:00に修正します。
9:00に修正されていることが確認できます。
達成率を100%にする
タスクの達成率を100%にします。
タスクをダブルクリックして以下画面を開き、達成率を100%にします。
達成率を100%にすると、そのタスクの一番左の列に緑色でチェックがつきます。
ベースラインの保存
ベースラインの保存とは基準計画の保存のことです。ちなみに今の計画は現在計画と言います。
「タスク」-「ベースラインの保存」を押下します。
「OK」をクリックするとプロジェクトの基準計画として保存されます。
基準計画を保存すると、ガントチャートに影のようなものができます。これが基準計画です。
それより遅れているかどうかなどは、ちょっとわかりづらいですがガントチャートで見ることができます。
また、タスクをダブルクリックすると「基準計画開始日」と「基準計画終了日」が表示されるようになります。
リソースを複数割り当てる
要件定義や色々なフェーズで2人で作業することがあると思います。
そのような場合はリソース名に半角カンマでリソースを区切って複数名割り当てることができます。
2名で0.5人日となっていますが、ダブルクリックすると8hoursとなり、均等割されていることが確認できます。
podファイルがよく壊れる
結局、1.6.2の段階ではまだやはり不具合多く、保存すると0バイトになったり、空っぽになったりしますので、まだこのソフトはお勧めではありません。
バージョン2くらいになれば使えるようになるかもしれません。
結論
やっぱりRedmineですね。
KHI入社して退社。今はCONFRAGEで正社員です。関西で140-170/80~120万から受け付けております^^
得意技はJS(ES6),Java,AWSの大体のリソースです
コメントはやさしくお願いいたします^^
座右の銘は、「狭き門より入れ」「願わくは、我に七難八苦を与えたまえ」です^^
コメント
■ガントチャートの色分けについて
クリティカルパスとなるタスクが赤色になります。
もうそんな廃れたプロジェクト進捗管理ツールは使うのやめましょう!