Azure Data FactoryでのForEachによる繰り返し

Azure Data FactoryでのForEachによる繰り返し

Azure Data Factory(ADF)の「ForEach」アクティビティを使います。

ForEach

配列の変数aを宣言します。

パイプラインに「ForEach」アクティビティをD&Dします。「設定」の「項目」は@variables('a')とします。

配列を順次処理したい場合は、「順次」にチェックを入れます。チェックしない場合、並列処理になるのでパフォーマンスが向上します。

試しに3回ループするために、変数aに[1,2,3]を代入します。配列の要素が3つあるので、3回ループします。

ForEachアクティビティには少なくとも1つのアクティビティが必要なので、適当に「変数の追加」アクティビティを入れます。

ForEachアクティビティ内では@item()を使用して配列の要素を返すことができます。

デバッグ

「検証」でエラーが出なければ「デバッグ」を押して確認します。

パイプラインデザイナーの「出力」タブで3回ループしていることが確認できます。

@range

@rangeを使用してForEachの繰り返し処理を行うことができます。

「変数の設定」の値を[1,2,3]としていましたが、@range(0,4)に変更します。

これで「デバッグ」すると、0,1,2,3の4回ループが実行されます。

ドキュメント

ForEach アクティビティ - Azure Data Factory & Azure Synapse
ForEach アクティビティでは、Azure Data Factory または Azure Synapse Analytics パイプラインで繰り返される制御フローを定義します。 ForEach アクティビティは、コレクションを反復処理し...
式と関数 - Azure Data Factory & Azure Synapse
この記事では、Azure Data Factory および Azure Synapse Analytics パイプライン エンティティの作成に使用できる式と関数に関する情報を提供します。

株式会社CONFRAGE ITソリューション事業部をもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む

タイトルとURLをコピーしました