コアコアCPIが低いコストプッシュインフレ

コアコアCPIが低いコストプッシュインフレ

FRBが利上げ、英中銀も利上げしましたね~。この2国は明らかなデマンドプルインフレですので金融引き締めは仕方なしですね。

それに対し日本はコアコアCPIが1.8%上昇、コアCPIは3.0%上昇。

統計局ホームページ/消費者物価指数(CPI) 全国(最新の月次結果の概要)
総務省統計局、統計研究研修所の共同運営によるサイトです。国勢の基本に関する統計の企画・作成・提供、国及び地方公共団体の統計職員に専門的な研修を行っています。

明らかに原油価格や生鮮食品上昇による仕入れ値が上がったことによるコストプッシュインフレとなります。

CPI,コアCPI,コアコアCPIを見れば今の日本は、価格は上がっているものがありますが、物価は全然上がっていないことは一目瞭然ですね。※価格と物価は意味が全然違います

本来望ましいデマンドプルインフレとは程遠いという残念な日本です。

実質はインフレどころかデフレから脱却できていない

需要が供給を上回ってはじめてデマンドプルインフレになります。

日本でコストプッシュインフレになっていますが一時的な世界要因ですので、戦争が終わってしまうとデフレに戻ります。それは日本の問題ではなく世界の問題ですから操作できません。

この状況下で金融引き締めなんて緊縮をやってしまうと日本はもう一度失われた30年を経験することになります。なぜならインフレなんざしていないし物価は上がっていないわけですね。

  • アメリカは需要がすごいから金融引き締めしている
  • 日本は需要が少ないに金融引き締めの議論が上がっている

日銀の黒田氏は非常に優秀で、この辺の数値をしっかり理解されているのでしっかり金融緩和の方向でいっていますね。

一部の破綻論者が国家破綻、財政破綻、日銀破綻、ハイパーインフレなどと煽っていますけども、ありえません。円をドルに換えると証券会社はぼろ儲けですからポジショントークですよ気を付けましょうね。

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