安全な自己資本比率は30%以上!しかし銀行は10%すらない事実
会社の安全性の指標の一つで自己資本比率っていう目安があって30%~50%なら安全とされている。(もちろん業種によって少し差がある)
自己資本比率は、総資本(借金+自分の金)における自己資本(自分の金)の割合。借金は他人資本。
銀行の自己資本比率を見てみた
バーゼル規制で「国際統一基準行(銀行)の自己資本比率は8%以上」という記載があったので、金融庁のHP(https://www.fsa.go.jp/)から各銀行の自己資本比率を調べてみた。いくら何でも8%はあるだろ、そんな低いわけないだろう~と思って。
試しに我らが関西みらい銀行の自己資本比率を調べてみた。(国内基準行は4%以上)
たったの7.81%です。。。分母がデカイとはいえ、殆ど預金者のオカネに金利のっけて横流ししてるだけやんと突っ込みたくなる。
2023年3月期からリスクウェイトが見直しされるようで、さらに自己資本比率は下がる方向かもしれない。もちろん対策していってるのだろうが。
- 政策保有株式の売却(RW2.5倍)
- BC経由の非上場株式の売却(RW4倍)
- リスクウェイトの高い業種への融資額を減らしていく?
他にももっと対策はあるんだろうが如何せんバーゼル規制はかなり奥が深い。完全理解するのは難しい。
90%以上が預金者のお金ということになるのだろうか…。そりゃバーゼル規制とか銀行法しっかりしとかないとアカンよねって話。
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